スプレッドシートで表データを作る際、プルダウン式の入力フォームを使用したいというシーンは多くあります。
この記事では、プルダウン選択の設定方法と、スプレッドシートならではの応用方法を解説していきます。
スプレッドシートのプルダウンメニューの設定手順
スプレッドシートのプルダウンメニューの設定は、トップメニューバーの[データ] > [データの入力規則]から実行します。
このメニューを選択すると、設定画面が表示されますので、用途に形で設定を行っていきます。
【 プルダウンメニューの設定 】直接選択肢を指定
まずは最もシンプルに、選択出来る項目を直接入力する方法について見てみます。
[条件]の項目から「リストを直接指定」を選択し、その横にあるフォームに選択肢を記載していきます。選択肢と選択肢の間は「,」(半角カンマ)で繋ぎます。最後に右下の[保存]ボタンをクリックします。
上記のように指定すると、[セル範囲]で指定したセルにプルダウン式の選択肢が表示されるようになります。
【 プルダウンメニューの設定 】 マスターデータのセル範囲を指定
続いては、実業務の中で最も利用シーンの多いと思われる、指定したセル範囲のデータを選択肢として指定する方法です。同じく、[データ] > [データの入力規則]から設定画面を表示させます。
[条件]の項目から「リストを範囲で指定」を選択し、続いてその横にあるフォームにある「表」のマーク(2の黄色ハイライトしているアイコン)をクリックすると、シート内で範囲を選択出来るようになります。
選択肢に入れたいデータがあるセル範囲を選択肢、右下の[OK]ボタンを押すと、元の画面にもどるので同じく右下の[保存]ボタンを押します。
そうすると、H3からH5のセル範囲にあるデータがプルダウン選択項目として表示されるようになります。
【 プルダウンメニューの設定 】 乱雑なデータでも指定可能
プルダウンの選択肢に指定する範囲のデータが、重複する乱雑なデータであってもスプレッドシート側で重複を排除してくれます。
まとめ
というわけで、まとめです。
- 設定は、[データ] > [データの入力規則]から行うことができる
- 選択肢の指定は、直接入力、セル範囲の指定の双方が可能
- セル範囲を指定した先のデータが乱雑であっても、スプレッドシートで整理してくれる
その他にもスプレッドシート関連の記事を書いていますので、よろしければご覧ください。