QUERY関数 ホントの事始め 読み方から使い所まで

こんにちは。偉い人から無茶振りをされることが多いRoidです。


社会人になって以来、Excelと共に生き、VBAを無理やり覚えて楽をしてきましたが、2016年頃からはGoogleスプレッドシートに宗旨変えをしています。

主戦場をスプレッドシートに変えた最も大きな理由は、この記事でお話する「QUERY関数」の存在を知ったことでした。私と同じように、デジタルのマーケティングやプロモーションに関わる方なら、その使い勝手の良さにメリットを感じることが出来ると思います。

他のブログさんの記事だと、ここから関数の使い方に一気に進んでしまうと思いますが、文系の非エンジニア的には、いきなりパラメータやら条件句やらの話をされるとハードルが高く感じてしまうので、まずは、そもそも「QUERY関数」って何?ということから話したいと思います。

目次

QUERYの読み方は?

QUERYは「クエリ」(もしくは最後を伸ばして「クエリー」)と読みます。データベースとか弄ったことがなければ、あまり馴染みのないのない単語ですよね。

この関数の使い所は?

大量のデータから条件を絞り込んだり、ちょっとした計算をしたりした上で、結果のリストを抽出するのに使用します。デジタル界隈であれば、アクセスログやコンバージョンログを様々な切り口で集計して分析を行うのに役立ちます。

もっと具体的に言うと、以下のようなユースケース(利用シーン)に対し、エンジニアさんに頼り過ぎずに対応することができるようになります。

  • 指定した期間内のページ毎のPV数、直帰数、平均滞在時間を日毎に知りたい
  • 期間限定の訴求クリエイティブを使っているキャンペーンだけを抽出して、そのキャンペーン毎の広告料金、広告表示回数、クリック数、コンバージョン数を知りたい
  • 過去1年間の期間で、それぞれの月ごとに稼働していた獲得数基準で上位20のキャンペーンのうち、その月から遡って過去90日の間に稼働していた日数が80%以上だったキャンペーンの数とそれぞれの月の売上を知りたい

3つ目のユースケースはアレンジこそ入れていますが、過去に私が依頼されたことのある無茶振りですw
実際のところ、SUMIFSなど複数の関数を駆使しながら、これらの数値を出すことは可能です。

ただ、QUERY関数を使いこなせるようになると、1つのセルに関数を書くだけ(といってもだいぶ長い関数になりますが)でサクッと結果を出せるようなったります。

QUERY関数の公式な説明

いちおう以下がQUERY関数のGoogleの公式なドキュメントになります。
https://support.google.com/docs/answer/3093343?hl=ja

QUERY関数を学ぶ意義

QUERY関数は、私のような出自がエンジニアでないビジネスパーソンにとって、やや習得難度の高いものになりますが、そこから得られる恩恵はとても大きなものなります。

というわけで、このブログでは少しづつ、QUERY関数の使い方、および合せ技で使うGoogleスプレッドシートの関数の解説をしていきたいと思います。

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